新川 智之 代表取締役 挨拶
当社は1966年の創業以来、電気エネルギーの安定供給事業を基軸に 様々な分野において日本の経済成長と皆様の生活を支える為、昼夜を 問わず日々の努力を重ねて参りました。 皆様が常日頃当たり前の様に使われている電気エネルギー送電線路網を、 人体内部で例えれば血管網に当ります。心臓が発電所であれば大動脈・ 静脈・毛細血管と末端部まで血流を保っています。 血管内に血流栓が生じれば血流が停止し、その先の組織の新陳代謝が 停止し細胞が壊死します。送電線路網に言い換えれば停電事故となります。 大動脈での事故ともなれば、東京大停電に匹敵するような事態と いう事となります。 開業当初、東東京地区4行政区(江東・墨田・江戸川・葛飾)の守備範囲 でしたが過去から現在までの他企業工事への対応により蓄えた膨大な 情報量を活かし東京都内地中送電設備の守護神としての自覚を各々の 弊社従業員が抱き現在では更に14行政区(港・中央・千代田・台東・ 荒川・足立・文京・新宿・豊島・板橋・北・練馬・中野・杉並)と 守備範囲を拡大し続けております。 次にグローバルな観点から小生の考えを紹介しましょう。 世界的にやっとコロナ禍を脱する中、 ロシアによろウクライナへの略奪・侵攻そして世界経済の 不安定を招いています。その結果、有事に強い米ドル(他に金利の影響等) が御座いますが、近年にない円安、原油高等々 外国人投資家にすれば、日本のヘブンマーケットは超安価・売価安 リスク無し、高額な不動産物件の買い荒らしや上場企業の買収を インバウンドの波で軽視されている状況です。 そんな時代の渦中、水道・通信・ガス・電気の各企業も危機感を 持っておられる事と思います。 上記のライフラインは日本国特有のスタイルで成り立っていますが、 何処の部分に投資家が参入してくるか、もうすでに動いているか、 代表するライフラインを強固なものにしていくべきではと 小生は考えております。皆様の安定した生活のために❕